Drupal 11.0.4 にアップグレードする

Drupal

条件が整ったから 10.3.5 から 11.0.4 にアップグレードする。
流石に本番環境でいきなりアップグレードを実行するような度胸はないから、最初はモジュールもテーマも追加していない素の Drupal 10.3.5 で試してみる。
続いて、ほぼ同じ構成のテストサイトで試してから、最後に本番環境でアップグレードを実行する。

詳細は公式サイトのとおり。事前に upgrade status の結果で互換性 100% になっていたから特に問題なくアップグレードできた。

 

◇一時的な書き込み権限の追加

chmod 777 web/sites/default
chmod 666 web/sites/default/*settings.php
chmod 666 web/sites/default/*services.yml

 

◇パッケージの更新

composer require 'drupal/core-recommended:^11' \
                 'drupal/core-composer-scaffold:^11' \
                 'drupal/core-project-message:^11' --no-update

 

◇アップデートの試行

composer update --dry-run

 

◇アップデートの実行

composer update

 

◇インストール、更新、または削除の確認

composer install

 

◇データベースの更新

ブラウザで /update.php に接続して、データベースを更新する。

または、次のコマンドを実行する。

drush updatedb:status
drush updatedb

 

◇書き込み権限を元に戻す

chmod 755 web/sites/default
chmod 644 web/sites/default/*settings.php
chmod 644 web/sites/default/*services.yml

 

以上でした。

 


 

Drupal と同じコンテンツタイプの記事

IPv4 または IPv6 のどちらでこのサイトに訪問しているかをサイドバーに表示させるブロックを作ってみた。
ただし、作ったのは Chat GPT-4 であって、自分の作業は数回のプロンプト入力と提案されたコードをコピペして適用しただけ。
以下は提案されたコードと実装の手順です。

 

案内メッセージが届いたからアップデートを実行した。
お知らせページのとおり対象のディレクトリに移動してコマンドを実行するだけ。
このサイトの場合は

このサイトでは、初期状態のパンくずリストはこうなっていた。

デフォルトテーマ Olivero は全体的に余白が多く感じていたから何とかしたかった。調べてみたところ、UI Suite Olivero を使うとファイルを直接編集することなく、比較的簡単に CSS の設定ができるようだ。

Drupal では記事の一つ一つに /node/1 のような ID が割り当てられて、https://example.com/node/1 でアクセスすると記事が表示される。