Proxmox をインストールしている SSD の寿命

Proxmox

クラスタで Ceph を運用していると気になるのが SSD の寿命。5ちゃんねるでも少し話題になっていた。自鯖環境は各ノードとも、2022年11月に TSUKUMO で購入した WD Blue SN570 NVMe SSD 1TB(TBW600)で統一している。

今日まで約 500日での S.M.A.R.T 値は次のとおり。

SMART/Health Information (NVMe Log 0x02)
Critical Warning:                   0x00
Temperature:                        47 Celsius
Available Spare:                    100%
Available Spare Threshold:          10%
Percentage Used:                    2%
Data Units Read:                    295,534,884 [151 TB]
Data Units Written:                 60,230,973 [30.8 TB]
Host Read Commands:                 478,019,155
Host Write Commands:                862,073,215
Controller Busy Time:               3,382
Power Cycles:                       11
Power On Hours:                     12,436
Unsafe Shutdowns:                   1
Media and Data Integrity Errors:    0
Error Information Log Entries:      1
Warning  Comp. Temperature Time:    0
Critical Comp. Temperature Time:    0

 

使用率(Percentage Used)は 2%、総書き込み量(Data Units Written)は 30.8 TB。

使用率が 2% に達するまでに要した期間が 500日なら、今の使い方だと100% になるには残り 24500日なので全く問題ない。実際のところ、仮想マシンのストレージは基本的に Ceph を選択しているし、Windows(VM)は local に保存しているけど、そもそも使うことが殆ど無い。

耐久性に関しては、600TBW の総書き込み量に対して 1日当りの書き込み量が 0.0616TBだとすると、(600−30.8)÷0.0616=9240日(25年)。メーカー保証期間の 5年に達するほうが圧倒的に早い。

 

こんな感じでした。