Proxmox をインストールしている SSD の寿命
2024年4月20日
クラスタで Ceph を運用していると気になるのが SSD の寿命。5ちゃんねるでも少し話題になっていた。自鯖環境は各ノードとも、2022年11月に TSUKUMO で購入した WD Blue SN570 NVMe SSD 1TB(TBW600)で統一している。
今日まで約 500日での S.M.A.R.T 値は次のとおり。
SMART/Health Information (NVMe Log 0x02)
Critical Warning: 0x00
Temperature: 47 Celsius
Available Spare: 100%
Available Spare Threshold: 10%
Percentage Used: 2%
Data Units Read: 295,534,884 [151 TB]
Data Units Written: 60,230,973 [30.8 TB]
Host Read Commands: 478,019,155
Host Write Commands: 862,073,215
Controller Busy Time: 3,382
Power Cycles: 11
Power On Hours: 12,436
Unsafe Shutdowns: 1
Media and Data Integrity Errors: 0
Error Information Log Entries: 1
Warning Comp. Temperature Time: 0
Critical Comp. Temperature Time: 0
使用率(Percentage Used)は 2%、総書き込み量(Data Units Written)は 30.8 TB。
使用率が 2% に達するまでに要した期間が 500日なら、今の使い方だと100% になるには残り 24500日なので全く問題ない。実際のところ、仮想マシンのストレージは基本的に Ceph を選択しているし、Windows(VM)は local に保存しているけど、そもそも使うことが殆ど無い。
耐久性に関しては、600TBW の総書き込み量に対して 1日当りの書き込み量が 0.0616TBだとすると、(600−30.8)÷0.0616=9240日(25年)。メーカー保証期間の 5年に達するほうが圧倒的に早い。
こんな感じでした。