ノートPCにWSL2は諦めた

 自鯖には公開 Web サーバーとテスト用 Web サーバーがあるから間に合っているとはいえ、ノート PC にもテスト環境を準備したいと思って、正式版がリリースされた WSL2 を入れてみた。

 WSL2 は WSL1 とは異なり、仮想化機能を使用している。また、普通の Hyper-V のように特別?な環境設定など無しに Linux 環境を得ることができるからお手軽。で、WSL2 を有効化すると、Hyper-V と同様 vEthernet が出てくる。NAPT 機能付きなのも同じ。

 ・・・これが、WSL2(Linux)をテスト用サーバー環境として使うには不便だった。

 Web サーバーには http://localhost/ で接続できるし、ssh はそもそもリモートログインする必要性が無いし、ftp はパッシブモードで接続できるし etc ・・・と、何にしても localhost で接続できるから基本的に問題は無いハズだった。

 ところがどうしても ftp の接続が安定せず、まともにファイルのアップロードができなかった。接続はできる。ディレクトリの一覧も取得できる。ファイルのアップロードも最初はできる。が、すぐに接続切れになってしまう。

 自分の環境・設定に問題があるとは思うが、あれこれ詳しく調べる必要性も無いから、結局のところ WSL2 は諦めて Hyper-V 環境の仮想マシンを準備することにした。

 仮想スイッチはデフォルトの NAPT 有りではなく新規に追加。仮想マシンの仮想 NIC には固定 IP を割り当てることで、仮想マシンは直接自宅の LAN( 192.168.1.0/24)に属している。
 ホスト PC の仮想 NIC は、仮想スイッチを新規に作るときに「管理オペレーティング・システムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」にチェックを入れると出てくる。

 詳細は Microsoft の「Hyper-v 拡張可能スイッチのアーキテクチャ図」を見てもらうとして、ものすごく簡略化した図はつぎのとおり。
 もともと Wi-Fi カードには DHCP で取得したアドレスが割り当てられているところ、 Hyper-V マネージャーで仮想スイッチを作るときに Wi-Fi カードと紐づけたから、仮想 NIC に設定が引き継がれている。
 ちなみに、この状態で「管理オペレーティング・システムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」のチェックを外すと、下図の仮想 NIC は消えてしまい、Host PC はインターネットに接続できなくなる。でも、 子パーティションの仮想 NIC_1 や仮想 NIC_2 は、仮想スイッチ経由で外部に接続できる。もちろん、外部から子パーティション(仮想マシン)にも接続できる。

 ネットワーク接続で見えているインターフェースは以下のようになっている。「vEthernet(Hyper-V用)」が新規に仮想スイッチを作ったことで出てきた仮想 NIC 。
 ネットワークブリッジのプロパティを見ると、「 Hyper-V 拡張可能仮想スイッチ」にチェックが入っている。Wi-Fi はブリッジのポートの一つになっていて、インターネットの出入り口として WiFi を選択した状態になっている。

 インターネット接続に Wi-Fi を選択する場合は以上のとおり。もし Ethernet で接続するなら仮想スイッチの紐づけを変えればいい。
 ただし、このとき「ネットワークブリッジは生えてこない」。「イーサネット」のプロパティをみると「Hyper-V 拡張可能仮想スイッチ」にチェックが入っていて、スイッチのポートだけが見えているような状態になる。

コメント

コメントする

目次